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そば屋のそばの量はなぜ少ないか

公開日: : 最終更新日:2018/06/03 健康粗食グルメ , ,

江戸時代前半までの人たちは、1日二食が一般的でした。

朝と夕方に食事をしていたようです。
しかし、経済が活発化するにつれて、昼間に仕事をしている人たちは、それではお腹が空いてしまうようになりました。
そこで登場したのが、間食という軽い食事です。
間食ですから、それこそ小腹が空いたときに口にしていたわけです。そして、江戸のような大都会を中心にして、間食のための飲食店が流行するようになったのでしょう。
実は、今でも、当時の名残のある飲食店があります。一般の飲食店の多くは、昼のランチ営業が終わったら夕方まで店を閉めるのですが、特定の飲食店は午後も続けて店を開いています。さて、どんな店だかおわかりでしょうか?
それは、そば屋です。

【江戸っ子そば】100g×50束入/乾麺/

実際に、江戸において、そばは間食として普及してきました。間食というくらいですから、午後3時でも4時でも食べたくなる。そうしたお客さんに対応するために、午後もずっと開いていたのです。
これはあくまでも私の想像ですが、その伝統が今でも残っていて、そば屋の多くは午後の休みもなく営業しているのでしょう。
もう一つ、そばが間食だった名残があります。
それは、老舗のそば屋さんのそばの量が非常に少ないという点です。ざるそばなど、すぐに食べ終わってしまいます。「あれでは腹いっぱいにならないじゃないか」と思つている人も多いでしょうが、間食だと思えば納得できます。
もっと食べたい人は、二枚、三枚と注文すればいいだけのことです。
もっとも、今ではそば屋で普通の食事をする人も多くなったので、天丼セットやカツ丼セットというメニューを置く店も増えてきました。
1日二食から三食に移行したのは、江戸時代だと言われています。しかし、三食といっても、真ん中にあたる食事は、もともと間食として発達したわけです。二食をしっかり食べていたために、一食はそばのような軽いものを食べていたわけです。


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